ChatGPT-4とその新機能、Advanced Data Analysisがもたらす変革の波を感じていますか?
この組み合わせは、データの深淵に潜む謎や秘密を解き明かす魔法のようなツールとなるでしょう。データ分析という言葉に距離を感じるかもしれませんが、ChatGPT-4の力でそれは一変します。
この記事では、Advanced Data Analysisの魅力と、それを手軽に体験できるChatGPT-4の世界を、専門的な言葉を避けながら紹介していきます。
未経験者でも、データの宇宙を旅する興奮と楽しさを共有したいと思います。今、新しい知識と冒険の扉が開かれようとしています。
Advanced Data Analysisとは
Advanced Data Analysis は、ChatGPT-4 に内蔵されている高度なデータ分析ツールで、以前は “Code Interpreter” という名前で知られていました。
この機能は、ChatGPT PLUSの追加オプションとして提供されています。
ファイルをアップロードするだけでプログラムやデータを解析し、分析やグラフの描画を自動で処理してくれます。
これにより、データ分析のプロセスを効率的かつ効果的に自動化することが可能となります。
またプロンプトを入力するとプログラミング言語Pythonの知識がなくても、コードを生成・実行することができます。
Advanced Data Analysisの機能を簡単に言うと次のとおりになります。
- ファイル操作
- Pythonでコードを生成・実行
アップロードできるファイル形式
アップロードできるファイルは次のとおりです。
- テキストファイル(.txt)
- CSVファイル(.csv)
- JSONファイル(.json)
- XMLファイル(.xml)
- マークダウンファイル(.md)
- 画像ファイル(.jpeg, .jpg, .png, .gif, .bmp など)
- 動画ファイル(.mp4, .avi, .movなど)
- Excelファイル(.xls, .xlsx)
- Wordファイル(.doc, .docx)
- パワーポイントファイル(.ppt, .pptx)
- PDF ファイル(.pdf)
- ZIPファイル(.zip)
- Pythonスクリプト(.py)
- JavaScriptファイル(.js)
- C言語ファイル(.c)
- HTMLファイル(.html)
- CSSファイル(.css)
- Jupyterノートブック(.ipynb)
- フォントファイル(.ttf.otf)
このように、Advanced Data Analysisは多岐にわたるファイル形式に対応しており、簡単な操作で高度なデータ分析を行うことができます。
Advanced Data Analysisでできること
- データの分析
どんな分析ができるか分からなければ教えてくれます。
提案も依頼できます。 - グラフの作成
日本語がまだ表示できないので、日本語フォントをChatGPTに渡すと日本語を表示してくれる。
続けてデータ分析の依頼ができる。 - ファイルの編集
ファイルをアップロードして編集をおこない、結果をダウンロードすることができます。 - VBAやプログラミングコードの実行
- QRコードの生成
URLを入力するとQRコードを生成します。 - 画像処理
ファイル形式の変更、画像サイズの変更、画像に文字入れなどができます。
なお、画像の生成は「DALL·E 3 (Beta)」でおこないます。
Advanced Data Analysisの導入手順
- 初期画面左下のアカウント名の右側をクリックをクリック
- をクリック
- ベータ機能をクリック
- 「プラグイン」「コードなデータ分析」をオン
「プラグイン」はAdvanced Data Analysisには関係ありませんが、ついでにオンにしておいて下さい。 - 右上の✕をクリックして終了
初期画面で上部にある「GPT-4」を押すと、次のプルダウンメニューが表示されます。
- Default
- Browse with Bing (Beta)
- Advanced Data Analysis (Beta)
- Plugins (Beta)
- DALL·E 3 (Beta)
「Advanced Data Analysis (Beta)」にチェックを入れると使えるようになります。
ChatGPT導入の詳細については次の記事を参照して下さい。
まとめ
Advanced Data Analysisとは、ChatGPT-4に内蔵された高度なデータ分析ツールで、元々は”Code Interpreter”として知られていたものです。
このツールを利用すると、多様なファイル形式をアップロードして、自動的にデータ分析やグラフの描画が可能となります。
特にプログラムの知識がない人でも、簡単にデータ分析を実行できるのが特長です。アップロードできるファイルには、テキスト、CSV、画像、動画など様々な種類があり、それらのファイル編集や、QRコード生成、画像処理も可能です。
導入はChatGPTの有料会員になり、設定から”Advanced Data Analysis”をオンにするだけです。
この機能で、データ分析の手間を大きく減らすことが期待されます。