ブラックバーに悩まない!ウルトラワイドモニターでフル画面表示

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映画鑑賞において、没入感が高まるという最大の魅力を持つウルトラワイドモニター。

しかし、その利用にはいくつかの問題があります。上下左右に表示されるブラックバーがフルスクリーン表示を妨げることや、画面に近づかなければ操作が困難になることなどです。

しかし、専用のソフトウェアを使用することで、ウルトラワイドモニターでの映画鑑賞をより快適にすることができます。

また、シネスコサイズの映画を鑑賞する場合には、広い画角で映像を鑑賞できるウルトラワイドモニターを使用することで、より没入感を高めることができます。

この記事では、ウルトラワイドモニターで映画を鑑賞する際に知っておきたい情報を詳しく解説します。ウルトラワイドモニターを利用することで、映画鑑賞が一層楽しくなるかもしれません。

目次

ウルトラワイドモニターで映画を見る最大の魅力

没入感が高まる

広い画面で映画を観ることができるため、没入感が高まります。
映画館で観るような迫力を自宅で楽しむことができます。

ウルトラワイドモニターは、 アスペクト比(画面の縦横比)21:9で、 一般的なモニターよりも横幅が広く、 映画のアスペクト比に近い形で映画を観ることができます。画面が広いことで視野が広がり、映画の世界に入り込んでいるような感覚になります。

ウルトラワイドモニターで映画を見るときの問題点

ブラックバーが発生する

最大の問題点は 画面が横長であるため、 映画のオリジナルのアスペクト比と異なる場合があり、 映画の上下左右に黒い帯(ブラックバー)が表示されることがあります。

主流のモニターのアスペクト比が16:9であるため、映画の映像を16:9にしてあることが多いです。
そのためウルトラワイドモニター21:9で表示させるとブラックバーが発生してしまいます。

机から離れると操作がしにくい

リラックスして映画鑑賞をするために、机から少し離れたいときがあります。
机から離れての操作は画面の文字が見にくくなることと、キーボードやマウスでの操作ができないことです。

ウルトラワイドモニターで映画をフル画面表示する方法

ブラックバーが発生してフル画面で表示できない場合の対処方法を説明します。

一番利用が多いと思われるブラウザでの視聴の場合を説明します。
ブラウザはGoogle ChromeでChrome拡張機能「ULTRAWIDE VIDEO」を使います。

色々試してみましたが「ULTRAWIDE VIDEO」が一番使いやすかったです。
事前にGoogleアカウントを取得してGoogle Chromeをインストールしてあることが条件になります。

導入方法

  • 左上の「ストアを検索」で「ULTRAWIDE VIDEO」と入力して、エンターを押します。
  • 「ULTRAWIDE VIDEO」をクリックして、Chrome に追加をクリック
  • 「「ULTRAWIDE VIDEO」をついかしますか?」で拡張機能を追加をクリック
  • Chrome画面右上の をクリック
  • 「UlutraWide Video」をクリック
  • ウルトラワイドモニターのフル画面で映画を視聴する。
    「UlutraWide Video」はパソコン画面で操作するほうが容易におこなえます。
  • 映画の画像を見ながら「Disabled」「Aspect Ratio」「Crop」「Force crop (experimental)」「Force aspect (experimental)」の中から最適なモードを選択します。

4つのモード

「ULTRAWIDE VIDEO」には4つのモードがあります。
(「Disabled」は初期値で何も設定していない状態に戻します。)
モニターのアスペクト比が21:9、映像のアスペクト比が16:9の場合を例にして説明します。

Aspect Ratio

映像の16:9の9を固定したまま16を21まで引き伸ばしてフル画面にします。横に引き伸ばされた映像になります。

Crop

21:9のモニターに16:9=21:11.8125を重ねると11.825-9=2.825がはみ出ます。
はみ出た分を上下でカットします。(Cropはカット=刈り取るといった意味でしょう。)
そのため下部に表示されていた字幕が見えないことがあります。

Force crop (experimental)

Crop機能の強制版です。動画のアスペクト比に関係なく、常にブラックバーを削除することができます。ただし、映像が歪むことがあるため、実験的な機能であることに注意してください。

Force aspect (experimental)

Aspect Ratio機能の強制版です。動画のアスペクト比に関係なく、常に指定したアスペクト比に変換することができます。ただし、映像が歪むことがあるため、実験的な機能であることに注意してください。

Amazonプライム・ビデオとAmebaTVで確認したところ「Force aspect (experimental)」が一番シックリきました。

シネスコサイズの映画を視聴

シネスコ(シネマスコープ)とは

シネスコ(シネマスコープ)とはアスペクト比が2.35:1で、現在の映画画像サイズの主流の1つです。
2.35:1つまり概ね21:9でウルトラワイドモニターと同じです。

シネスコサイズの映画であればアスペクト比を調査しなくてフル画面で視聴することができます。

実際にシネスコサイズの映画を視聴

  • アマゾンプライムビデオで「シンウルトラマン」と検索
  • 「シンウルトラマン」をクリック
  • 「今すぐ観る」をクリック

何もしなくても21:9のウルトラワイドモニターであればフル画面で見ることができます。「ULTRAWIDE VIDEO」を使っているなら「Disabled」モードが一番自然に見ることができます。

現在のところコンテンツの属性にアスペクト比が記載されていることは少ないので、事前にシネスコサイズの映画を検索することは困難です。
コンテンツごとに確認するしかありません。

Q&A

ウルトラワイドモニターで映画を見る際に生じる問題点は何ですか?

ウルトラワイドモニターを使用すると、ブラックバーが表示されることがあるため、フルス画面で表示することができないことがあります。また、離れてウルトラワイドモニターで映画を見ることはできますが、画面に近づかないと操作が困難になる場合があります。

ウルトラワイドモニターで映画をフル画面表示する方法はありますか?

専用のアスペクト比調製アプリを使って強制的に、フル画面で表示することができます。
またはウルトラワイドモニターと映像が同じアスペクト比であれば特別のアプリがなくてもフル画面で見ることができます。

まとめ

ウルトラワイドモニターを使って映画を鑑賞することは、映画の没入感を高める最大の魅力です。
しかし、ウルトラワイドモニターを使用する際には、いくつかの問題があります。

まず、映画の上下にブラックバーが表示されるため、完全なフルスクリーンで表示することができない。
また、ウルトラワイドモニターを使用する場合、画面に近づかなければならず、操作が困難です。

それでも、ウルトラワイドモニターを使った映画鑑賞を楽しむ方法があります。
アスペクト比を調整するアプリを導入することでフルモードで見ることができます。ただし無理に画面を引き伸ばすため不自然な場合があります。

シネスコサイズの映画であればアスペクト比を調整することなく視聴ができるため、没入感を高めることができます。
シネスコサイズの映画を鑑賞する際には、ウルトラワイドモニターを使用することで、より広い画角で映画を鑑賞することができます。

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