【デジタル終活】Googleを相続する。

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GoogleはWebサービスからアプリ、OSからハードウェアまで多種多様なサービスを展開しています。
私を使っているものをピックアップしてみてみると、

  • ブラウザ(Chrome)
  • メール(Gmail)
  • 動画配信(Youtube)
  • OS(Andorid OS)
  • スマホ(Pixel)
  • パソコン(Chromebook)
  • 地図アプリ(Googlemap)
  • クラウドサービス(Googledrive)
  • オフィスソフト(ドキュメント、スプレッドシート)

実際はこれ以外にもたくさんのサービスがあります。これらを支えているのがGoogleアカウントです。
GmailやGoogledriveに多数のデータや写真を保存している人も多いと思います。

先日こんな話がありました。
「Googleアカウントを放置したまま、亡くなったらどうなるのだろうか?」
「そもそもGoogleアカウントを相続できるのか?」

結論をいうと明文化はされていませんがGoogleアカウントは相続することは難しいです。その代わりグーグルが提供している「アカウント無効化管理ツール」を設定しておけば、相続時に被相続人が困るようなことは発生しないでしょう。

こんな疑問を抱えている人に対して詳しく説明します。

目次

相続に関する規定

まず法律がどうなっているか確認です。

(相続の一般的効力)
民法第八百九十六条 相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。ただし、被相続人の一身に専属したものは、この限りでない。

e-gov 民法

民法では「財産」の定義が示されていません。
一般には「財産とは有形・無形の金銭的価値があるものの総体をいう。

わかりやすく言えば、お金そのもの及びお金で評価できるものすべてです。
お金で評価できるものは相続できることになります。

一身に専属したもの」は相続できないと民法で規定されています。

一身に専属したものとは、被相続人(死亡者) のみに帰属しており相続できない権利義務のこと
具体的には弁護士・税理士などの資格、生活保護費請求権、親権、雇用契約による労働義務などです。

Googleアカウントは財産か

Googleの利用規約をみてもGoogleアカウントは財産なのか?そうではないのか?
財産であれば譲渡や相続できるのか?「一身に専属したもの」としての位置づけなのか?

一般論で言えばGoogleアカウントを含めたアカウントは財産と位置づけられています。
「アカウントは一身に専属したものであるとか」「アカウントは譲渡できない」「アカウントはユーザーの死亡により消滅する」などと規約などで明示されていることが多いです。

しかしGoogleの利用規約にはそのような文言はありません。
次で説明しますが、「アカウント無効化管理ツール」で ユーザーがGoogleアカウントを使用できなくなった場合の対策を講じている。

グーグルが「アカウント無効化管理ツール」を提供したということは暗に
「Googleアカウントは財産であるが一身に専属したものである。「アカウント無効化管理ツール」を使わないとユーザーの死亡によりGoogleアカウントは消滅します。」と言っているように解釈できます。

「アカウント無効化管理ツール」

アカウント無効化管理ツール」とは、ユーザーが一定の期間(3ヶ月以上)Googleアカウントを使用しなかった場合、事前に指定したサービスを家族など他のユーザーに通知したり公開したりするツールです。

実際の設定方法を記しておきます。

【「アカウント無効化管理ツール」設定方法】

  • 囲む文字
  • Googleアカウントにログインしていない場合は、ログイン
  • アカウント無効化管理ツール」のページにアクセス
  • 開始するをクリック
  • 「最後のアクティビティから3ヶ月後」の右にある鉛筆マークをクリック
  • 「待機期間を設定」で「3ヶ月」「6ヶ月」「12ヶ月」「18ヶ月」のうち1つを選択
    例えば「3ヶ月」を選択すると、使わなくなってから3ヶ月後にアカウントが使えなくなります。
  • 右下の保存をクリック
  • 「電話番号を追加」をクリック
  • 右下の次へをクリック
  • 右下の確認コードをクリック
  • 「連絡先メールアドレスを管理」
  • 次へをクリック
    「再設定用のメールアドレスを管理」
  • 次へをクリック
  • 「 通知するユーザーと公開するデータの選択」で「ユーザー選択」をクリック
  • 通知するユーザーのメールアドレスを入力
  • 次へをクリック
  • 「共有するデータの選択」で共有ユーザーがアクセスできるサービスを選択
  • 「通知するユーザーの確認」を確認して保存をクリック
  • 「メールが届いた場合の自動返信メール設定」で件名とメッセージを入力
  • 保存をクリック
  • 「使用していない Google アカウントを削除するかどうかの設定」で削除するかしないかを設定

アカウントが無効化(削除)されると困るのか?

基本的には定期的にローカルドライブやGoogleドライブにバックアップしておけば問題ないと思います。

Googleドライブは同期(下記参考)してくれますので、ローカルドライブにもバックアップしてくれます。
ローカルドライブに保存されていればGoogleアカウントがなくても、データにアクセスすることができます。

ですからGoogleドライブに定期的にバックアップさえしておけば、困ることはないと思います。
参考までに下記にバックアップ方法を記しておきます。

【Googleデータのバックアップ方法】

  • パソコンでGoogleChromeを開く
  • 右上のをクリック
  • 設定をクリック
  • データとプライバシーをクリック
  • 「データのダウンロード、削除」の「データをダウンロード」をクリック
  • すべてのサービスにチェックが入っている場合は選択をすべて解除をクリック
  • バックアップしたいサービスをチェック
同期

「Google Drive」「Dropbox」「iCloud Drive」「OneDrive」などのクラウドドライブサービスは、パソコンやスマホ上のデータを追加、削除、変更をおこなうと、サーバ上のデータも追加、削除、変更される。
それだけではなく同じアカウントの他のパソコンやスマホのデータも追加、削除、変更を自動で行ってくれる。
このような操作のことを同期といい、常にサーバ上のデータと同じ状況を保持してくれます。

まとめ

Googleアカウントは財産であるが、一身に専属したものであるため相続できません。
それに代わってグーグルが提供している「アカウント無効化管理ツール」を設定しておけば、相続時に被相続人が困るようなことは発生しないでしょう。

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