「老後の住まいをどうするか」考えていますか?どうにかなると思ったら大変なことになりますよ。

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70歳になります。仕事はしていませんが、町内会の世話をしています。
体はいたって健康で自分のことは自分でできますが、最近、段差につまずくことがあります。

そこで相談です。
家内と2人暮らしです。
30歳で一戸建てを購入しました。まだまだ住み続けられますが、そろそろ水回りなどのリフォームをしようと思っています。
家内は「今の家は大きすぎる」と言います。
今後、「庭の草むしりや階段の上り下りなど、段々ときつくなってくるので、引越したい」と。
どうしたもんでしょうか。
いいアドバイスをお願いします。

定年後は、家の中で過ごすことが圧倒的に増えてきます。そういう意味で、『住居』はとても大切になってきます。
今後の対策として以下の選択肢がありますよ。

・現在の家を増改築(リフォーム)する。
・一戸建ての住宅を現在の場所で新築する。
・一戸建ての住宅を新たな場所で新築する。
・一戸建ての中古住宅を購入する。
・マンション(アパート)を借りる。
・マンションを購入する。
・老人福祉施設に入居する。

「家族構成」「健康状態」「資産状況」「家屋老朽化度合い」「近隣環境」を現状、10年後、20年後にどうなるか、困ることが生じないか検討して下さい。
まずは屋内の利便性を高めること、資金に余裕があれば屋外の利便性も高めることができる立地条件のよい住宅に住みたいです。


目次

家族構成

配偶者・親・子の有無、人数、同居・別居の有無を確認します。
またこれらの人が今後どうしたいのかを話し合います。わかる範囲で把握して下さい。

例えば、同居している親を介護施設へ入居させるべきか?
子どもは仕事の関係で別居しているが、定年後はどうするのか?etc

健康状況は

家族の健康状況をできるだけ詳しく調べます。
特に親については体の不都合な部位や認知症の気配はあるのかどうかといったことです。

本人・配偶者についても現在は健康と思っていても、最近腰が痛い、物忘れが増えてきたなど老後は徐々にできないことが増えてきます。急に発病して介護状態になったりすることもあります。

対策として、段差のない床面や手すりの設置などのバリアフリー化をすることがあります。

資産状況

資産状況を把握しておくのは重要です。現在いくら資産があるかわかっていますか?
普通預貯金・定期預貯金・有価証券・保険・クレジットカード・借入金・不動産・年金の現状と今後の変更を予測して下さい。

資産の額によって一戸建てを買いたいと思っていても、将来お金に困るようなことにならないよう注意しましょう。

家屋老朽化度合い

建築年・構造(木造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造)・耐震構造の有無・バリアフリー化の有無を確認して下さい。

近隣環境

住居の近くにス一パーマーケット・コンビニ・かかりつけ医院・駅バス停・図書館・書店・公園などの施設があるか調べて下さい。
なお、近くとは高齢者が徒歩でいける500m以内を想定しています。

作成例

項目現状10年後20年後
家族構成本人(70)・妻(65)・母(85)
子2人(40・42)同居の予定なし
本人・妻
健康状態母が認知症で在宅介護本人在宅介護
資産状況5,000万円2,000万円1,000万円
老朽化度合築40年築50年築60年
近隣環境コンビニ・バス停・公園あり同左同左

以下のことを想定しています。

  • 3年後に母死亡
  • 8年後に本人介護認定をうける
  • 8年後にバリアフリー化を兼ねた増改築工事実施
  • 15年後に本人死亡

「現在の家を増改築(リフォーム)する」としました。庭に一部を利用して夫婦のトイレ付寝室の増築とバリアフリー化工事として床面のフラット化と手すりを玄関に設置しました。

「現在の家を増改築(リフォーム)する」としたのは、

  • 屋内の利便性を高めた。
  • 近くにコンビニ・バス停があった。

の2点です。
屋内の利便性としてトイレを寝室の横に設置したこと。
最低限の食料の確保ができ、公共交通機関があったことです。

もう少し資金に余裕があれば、屋内の利便性だけでなく、屋外の利便性がいい場所で「マンションを購入する」としたいところです。最近は「シニア向け分譲マンション」も増えてきています。
または「サービス付き高齢者向け住宅」に入居することも検討の余地があります。

屋外の利便性のいい場所としたのは高齢化していても、できるだけ自分のことは自分でできる環境で、生活できるようにするためです。それなりの規模のスーパーマーケットが近くにあれば、「衣」と「食」はとりあえず確保できます。

特に地方の郊外で住居を構えている場合、自動車の運転ができなくなると致命的です。

この事例では持ち家の処分が後回しになっているので、後々問題が生じる恐れがあります。早めに解決しておきたいです。
もう1つ気になるのが、妻が独居になることです。そのことも考慮したいですね。

まとめ

「家族構成」「健康状態」「資産状況」「家屋老朽化度合い」「近隣環境」を現状、10年後、20年後にどうなるか、調べる。

まずはバリアフリー化など屋内の利便性を高めること、資金に余裕があれば住居近くに駅やスーパーマーケットがあり、屋外の利便性高い住宅に住みたいです。

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