【デジタル終活】故人のiPhoneパスワードがわからないときの対処方法

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先日亡くなった主人のiPhoneのパスワードが分からないため、アクセスできません。
家族写真や銀行口座番号などのデータが保存されていると思いますが、確認することができません。
なんとかならないでしょうか?

近年、デジタル化が進み、高齢者の方々からのこのような相談が増えています。
解決方法としては次のとおりです。

1. 自分で解決する。
2. アップルのサポートに問い合わせる。
3. アップルストアなどに相談する。
4. パスワード解除アプリを使う。
5. 専門業者にパスワード解除を依頼する。

今回は1の「自分で解決する。」について解説します。
自分でやれることは意外と多いのです。

目次

故人のiPhoneを勝手に触っていいのか?

iPhone は小さいです正式な相続財産です。まだ正式に相続していない財産は、以下のとおり取り扱いましょう。

遺産分割協議が終了するまでは法定相続人全員の同意を得ておけば使用できる可能性はあります
ただ同意が曖昧であるとトラブルの原因になりますので、遺産分割協議が終了するまでは使用しないのが賢明です。

遺産分割協議が終了して相続した財産は、自分の財産と同じように扱っても問題はありません。
勝手に中身を見ようが廃棄処分にしようが、自由ということです。
自分の財産と同様に扱うことができます。

用語

法定相続人とは故人の財産を相続することが法律(民法)認められている人

遺産分割協議とは法定相続人で遺産をどのように分けるかを話し合うこと

自分で解決する3つの方法

次の3つの状況が考えられます。

  • パスコードは分かるが、アップル IDとそのパスワードが分からない
  • パスコードは分からないが、アップル IDとそのパスワードは分かる
  • パスコードもアップル IDとそのパスワードも分からない

パスコードとは iPhone の電源を入れる、再起動する、ロックを解除したりするときに入力する4桁もしくは6桁の数字のことです。
Touch ID や Face ID に対応している機種ではパスコードを省略することができます。

パスコードアップル ID を、どこまで分かっているかで、対処方法が異なりますので、それぞれについて見ていきます。

パスコードは分かるが、アップル IDとそのパスワードが分からない

アップルIDを確認

パスコードが分かっているのであれば、アップル IDは簡単に分かります。
次のとおりおこなって下さい。

  • iPhoneを起動
    iPhoneの右側面の上または上面の右の電源ボタンをAppleマークが表示するまで長押しする。
  • 上にスワイプ
    iPhoneの下部に指を当てて、指を上部に移動させる。(iPhone12の場合)
  • パスコードを入力
  • 設定 をクリック
  • 「設定」と書いた文字の下にある故人の名前をクリック

名前の下に記載されているのがアップルIDです。

アップル ID のパスワードを再設定

次にアップルIDのパスワードです。故人の iPhone を調べている中でアップルID のパスワードが発見できれば必要ありません。

発見できないと現在のパスワードは分かりません。
パスワードが分からなくても、新しいパスワードを生成することはできます。

  1. 次をクリック
  1. サインインをクリック
  1. パスワードをお忘れですか?↗をクリック
  2. 故人のメールアドレスかiPhoneの電話番号を入力
  3. 画像内の文字を入力
  4. 続けるをクリック
  5. 先にメールアドレスを入力したら電話番号を、電話番号を入力したらメールアドレスを入力
  6. 続けるを入力
  7. 「パスワードをリセット」の通知があるので、許可するをタップ
  8. パスコードを入力
  9. 新しいパスワードを入力
  10. 続けるを入力
  11. 「パスワードが変更されました」と表示
  12. 完了をタップ

先程のメールアドレスに「Apple IDのパスワードがリセットされました」というメールが届きます。

再度、【公式】Apple IDのページでサインインして、パスワードが有効であることを確認して下さい。

パスコードは分からないが、アップル IDとそのパスワードは分かる。

  1. 事前にバックアップを取る。
  2. iPhoneを初期化する。
  3. 新たなパスコードを決める。
  4. バックアップデータを復元する。

パスコードを調べることは不可能です。アップル IDとそのパスワードがわかっていれば、上記の方法で新たなパスコードで故人の iPhone が使えます。

パソコンがなければ 他人のパソコンでもできます。
また「Apple Store」「アップル正規サービスプロバイダ」「ドコモなどのキャリアショップ」に頼めばやってくれます。

事前にバックアップを取る。

やり方はApple のサポートページ「iPhone、iPad、iPod touch をバックアップする方法」に沿っておこないます。

パスコードがわからないので、iPhone は使えません。ページ途中の「コンピュータでバックアップする方法」に基づきバックアップをします。
ここではパソコンを使います。Macの場合は「Macでバックアップする」を、 Windows の場合は「Windowsでバックアップする」をクリックして下さい。

問題は過去にバックアップを取っていればパスコードの入力を求められませんが、初めてのバックアップであるとパスコードが求められるため、バックアップができないことになります。

ここから言えることは、いかにバックアップが重要かということです。
iPhone にはiCloud に自動バックアップする機能がありますので活用しましょう。

iPhone の初期化、新たなパスコード設定、復元

Apple のサポートページ「iPhone のパスコードを忘れた場合に基づき設定します。
指定のとおり実施すれば問題なくできると思います。

まったくバックアップしていないと復元はできません。

パスコードもアップルIDとそのパスワードもわからない。

まずはアップルID をなんとか突き詰めましょう。アップルID はメールアドレスですから自分のアドレス帳やメールの送受信からわかるかもしれません。

アップルID から「アップル ID のパスワードを再設定」を参考にするとアップルIDのパスワードを再設定することができます。

次に「パスコードがわからない、アップル IDとそのパスワードはわかる」の欄を参考にしてデータを復元します。

まとめ

亡くなった方のiPhoneアクセス問題に対処する方法を紹介しました。
パスコードやApple IDの状況に応じた対策が必要です。

パスコードがわかれば、設定メニューからApple IDを確認できます。
Apple IDのパスワードは公式サイトで再設定可能。パスコードが不明でも、Apple IDがわかれば、バックアップを取ってからiPhoneを初期化し、新しいパスコードで復元できます。

これらの対処法は、デジタル遺産としての重要性を考える上で、現代のIT社会において重要な知識です。

【ポイント】

  • 故人の iPhone を触る場合は、原則、遺産分割協議が終了してからとする。
  • iPhone のパスコードが分かっていれば、iPhoneは使えます。
  • パスコードが分からなくても、アップルID が分かり、バックアップをしてあれば、ほぼほぼ使えます。
  • バックアップをおこなわれておらず、パスコードがわからない場合はパスワード解除 アプリを使用するか業者に頼むしかありません。
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