身の回りの重要な情報を確認し、安全に保護する方法を知りたいですか?
そんな方に必見の記事です!
マイナンバーカードや運転免許証、在留カードなどの情報を手軽に確認できる便利なアプリ「IDリーダー」や、オンライン上で本人確認を行える「JPKIモバイル」の使い方をご紹介します。
大切なパスワードを忘れてしまうこともありますよね。
そんな時は「個人番号カード・電子証明 設定暗証番号記載票」を再確認して、情報の安全を守りましょう。安心してスマートな生活を送るための情報が満載です。
この記事を読むと、スマートフォンで公的なカードの中身を確認する方法がわかります。
ぜひ読んで、便利で安全な使い方をマスターして下さい!
「IDリーダー」アプリで確認
「IDリーダー」アプリを使用して、マイナンバーカードの情報を確認できます。APP StoreやGoogle Playから「IDリーダー」をダウンロードしましょう。
マイナンバーカードの中身を確認
以下をタップしてAPP StoreやGoogle Playから「IDリーダー」をダウンロードします。
ダウンロードされた「IDリーダー」をアイコンをタップすると次のような画面になります。
確認できるIDカードはマイナンバーカード、運転免許証、在留カードの3枚です。
暗証番号ステータスでは、IDカードの暗証番号入力誤りを確認することができます。
手順
- マイナンバーカードをタップ
- 暗証番号(4桁)を入力
- マイナンバーカードの上にスマホを置きます。
- 読み取り開始をタップ
次のとおりで、マイナンバーカードの券面画像、「券面入力補助AP」、「券面AP」の内容が表形式で表示されます。
- マイナンバーカードの表面
- マイナンバーカードの裏面
- 券面入力補助AP
- 券面AP
氏名 | |
住所 | |
生年月日 | |
性別 | |
個人番号 | |
検証結果 |
氏名(画像) | |
住所(画像) | |
顔写真 | |
生年月日 | |
性別 | |
個人番号(画像) | |
検証結果 |
「券面入力補助AP」は個人番号や基本4情報をテキストデータとして格納してるカードAPで、これらの情報を各種業務APに入力する場合に利用できます。
「券面AP」はカードの画像データを保持するカードAPで、基本4情報、顔写真、個人番号の画像を格納していて、券面偽変造の有無を確認できます。
マイナンバーカード以外の項目
【運転免許証】
上記の画像を見ればわかるように、「IDリーダー」にはマイナンバーカード以外にも、運転免許証、在留カード、暗証番号ステータスの各ボタンがあります。
運転免許証をかざすと、その中身を見ることができます。
ただし2種類のパスワード(暗証番号)を求められます。
このパスワードは免許取得時や更新時に設定しています。
また設定は任意ですので設定していないかもしれません。
日常ではほとんど使うことがないので忘れてしまっている人も多いのではないでしょうか?
所管の運転免許証を持って、警察署に出向けば対応してくれます。
【在留カード】
在留カードとは、日本に中長期在留する外国人に対して、上陸許可や、在留資格の変更許可、在
留期間の更新許可などの在留に係る許可要件を示したカードです。
日本人が持っていることはほぼありませんので、これ以上の説明は割愛します。
【暗証番号ステータス】
パスワード(暗証番号)の入力できる回数が表示されます。
例えば3回入力誤りをするとロックがかかる場合に、1回誤りをした後に暗証番号ステータスを表示すると2と表示されます。
後2回誤るとロックがかかってしまうという意味になります。
正しいパスワード(暗証番号)を入力すると3に戻ります。
「JPKI モバイル(JPKI利用者ソフト)」で確認
次に「JPKI モバイル(JPKI利用者ソフト)」を使って情報を確認します。
JPKIとはJapanese Public Key Infrastructure=公的個人認証サービスのことで、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書を利用して、オンラインで利用者本人の認証や契約書等の文書が改ざんされていないことを確認するサービスです。
ダウンロードした「JPKI モバイル」のアイコンをタップすると次の画面になります。
自分の証明書とパスワードの変更以外はあまり使い道が考えられませんので、説明は省略します。
「自分の証明書」を確認
自分の証明書をタップして続いて自分の証明書をタップすると次の画面になります。
マイナンバーカードのICチップには、「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」という公的個人認証サービスのための二つの電子証明書が搭載されています。
「署名用電子証明書」は、行政手続きなどをする時に、手入力しなくとも自動的にこの証明書にある情報を読み出して書き込むことができます。
例えばe-TAXでの確定申告や年金の裁定請求などで利用されます。
「利用者証明用電子証明書」は、あなたが本人であることを証明します、
マイナポータルへのログイン、コンビニでの証明書交付サービス、健康保険証としての利用などです。
それでは詳しく見ていきます。
署名用電子証明書
有効性確認ボタンがありますのでタップします
- 署名用電子証明書をタップ
- カード読み取りの案内があるので右上の読み取りをタップ
- 署名用パスワードを入力
- OKをタップ
- 有効性確認をタップ
- 右上の読み取りをタップ
- 署名用パスワードを入力
- OKをタップ
- 「有効性確認結果」が表示(有効・失効)されます。
- OKをタップ
「有効性確認結果」で失効と表示される主な原因は、転出、死亡などで住民票の内容が変更になったときとマイナンバーカードの有効期限が到達したときに、署名用電子証明書の更新手続き(再発行手続き)をし忘れた場合です。
市区町村役場に問い合わせ下さい。
次に「基本情報」と「詳細情報」が表示されています。
氏名 | |
生年月日 | |
性別 | |
住所 | |
発行年月日 | |
有効期間の 満了日 | |
発行者 | 地方公共団体情報システム機構 |
転出が失効である場合、転居前の住所が記入されている可能性があります。
「詳細情報」は専門的になるので割愛します。
利用者証明用電子証明書
- 戻るをタップ
- 戻るをタップ
- 利用者証明用電子証明書をタップ
- カード読み取りの案内があるので右上の読み取りをタップ
- 利用者証明用パスワード(数字4桁)を入力
- OKをタップ
- 有効性確認ボタンがありますのでタップ
- カード読み取りの案内があるので右上の読み取りをタップ
- 利用者証明用パスワード(数字4桁)を入力
- OKをタップ
- 「有効性確認結果」が表示(有効・失効)されます。
- OKをタップ
「有効性確認結果」で失効と表示される主な原因は、マイナンバーカードの有効期限が切れたときと志望したときです。
市区町村役場に問い合わせ下さい。
次に「基本情報」と「詳細情報」が表示されています。
主体者 | |
発行年月日 | |
有効期間の満了日 | |
発行者 | 地方公共団体情報システム機構 |
住民票の基本4情報(氏名、生年月日、性別及び住所)は基本情報にはありませんので、それが変更になっても失効しません。
「詳細情報」は専門的になるので割愛します。
パスワードの変更
起動後の画面に戻ってパスワードの変更をタップすることで、4種類すべてのパスワードを変更することができます。
なお、パスワードの変更はマイナポータルでもおこなうことができます。
マイナポータルでのパスワードの変更は次のとおりになります。
- マイナポータルへログイン
- 画面上部にあるログイン中をタップ
- 下部にあるマイナンバーカードのパスワードの変更をタップ
理由はわかりませんが、「住民基本台帳用暗証番号」は変更できないようです。
「個人番号カード・電子証明 設定暗証番号記載票」
市区町村役場でマイナンバーカードを受理した時に次のような「個人番号カード・電子証明 設定暗証番号記載票」を受け取っています。
(市区町村役場によって微妙に様式が異なります。)
4桁のパスワード(②③④)は覚えていても、⑥桁以上のパスワード(①署名用電子証明証暗証番号)はマイナポータルでも使用しませんから忘れている人も多いのではないでしょうか。
「個人番号カード・電子証明 設定暗証番号記載票」を再確認して下さい。
まとめ
マイナンバーカードの大切な情報を確認したことはありますか?
住所・氏名・生年月日・性別・マイナンバー以外の個人情報は含まれていません。
今回は、便利なアプリ「IDリーダー」と「JPKIモバイル」を使って確認しました。
まず、「IDリーダー」ではマイナンバーカードの中身を確認できます。アプリをダウンロードして、マイナンバーカードや運転免許証、在留カードの情報を簡単に確認できますよ。さらに、暗証番号ステータスではカードの暗証番号入力誤りをチェックできます。
次に、「JPKIモバイル」は公的個人認証サービスで、電子証明書を使ってオンラインで本人確認を行えます。署名用電子証明書や利用者証明用電子証明書など、重要な情報を確認できるんです。
確認方法はとてもシンプル。アプリを起動し、自分の証明書をタップするだけ。有効性確認ボタンを押すと、証明書の有効・失効を確認できます。
大切なパスワードを忘れてしまうこともあるかもしれません。マイナンバーカードや「個人番号カード・電子証明 設定暗証番号記載票」を再確認して、情報の安全を守りましょう。
これらのアプリを上手に使って、身の回りの重要な情報をしっかり確認・保護しましょう!忘れた場合や問題がある場合は、市区町村役場に相談するのもおすすめです。安心してスマートな生活を送りましょう。