来年60歳で定年退職をむかえます。まだまだ元気で老け込む年ではありません。
どんな仕事をすればいいか迷っています。アドバイスをお願いします。
私は定年退職後、フリーランスになりました。やってみてサラリーマンを続けるよりも、フリーランスになってよかったです。
一度の人生です。自分の好きなことをやって下さい。
再就職などでサラリーマンを続ける道はありますが、65歳で長くても70歳までです。
できるだけ長く社会とつながっていくには、仕事をするのが一番です。
定年後の生き方
サラリーマンが定年退職をむかえるにあたって一番気になるのが、その後どうするかです。仕事だけではなく自分の今後、家族の生活、親の介護などまだまだ気を緩める訳にはいきません。
自分の一生を思ったとき、悔いのない人生を送りたい。今までの人生でやり残したことをやり遂げたいと思いませんか。
今後のセカンドライフは
やりたいことをやる。やりたくないことはやらない。
限られた一生です。自分の人生を大事にしましょう。
このことを強く思い、定年後の生き方を考えて生きます。
やるべきことは次の4つになります。
- 働く
- 学ぶ
- ボランティア
- 趣味
「働く」以外は収入はあまり見込めません。
公的年金の支給は原則65歳からです。60歳で定年退職すると5年間の無収入期間が発生してしまいます。最低でも65歳までは収入を得るようにしたほうが老後のためには安全です。
また金額は少なくても収入を得ることはやりがいを感じます。そのような意味からまずは働くことを考えましょう。働きながら学ぶ、ボランティア活動をする、趣味を充実させるといったやり方がいいでしょう。
定年後の働き方
定年後の働き方を分けるとすれば、「雇用による働きき方」と「雇用によらない働き方」に分けられます。
- 「雇用による働き方」
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継続雇用・再雇用・勤務延長・転職・再就職
- 「雇用によらない働き方」
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フリーランス・在宅ワーク・リモートワーク・テレワーク・クラウドソーシング
「雇用による働き方」は定年前に勤務していた会社で働くのが「継続雇用」になります。一度退職して改めて雇用されるのが「再雇用」、退職しないで定年延長するのが「勤務延長」になります。
別の会社で働くのが「転職」と「再就職」です。別の会社への移転決定後に退職するのが「転職」、退職後に別の会社を決定するのが「再就職」です。
一番有利な「勤務延長」にしても人にもよりますが、給料が増えることはまずありません。
一般的には給料は6割程度になると言われています。そして必ずしも「雇用による働き方」はやりたい仕事がやれるとは限りません。
一方、「雇用によらない働き方」です。「フリーランス」は会社に所属せず、独立した個人事業主のことを言います。自営業とか自由業とも言われています。
元々はむかし戦乱に個人契約で参加していた足軽みたいな人たちでしょうか。若かりし時の豊臣秀吉のイメージです。
「雇用によらない働き方」をしている人を「フリーランス」とも言います。
「在宅ワーク」「リモートワーク」「テレワーク」はほとんど似たような意味です。自宅など会社以外で仕事をすることです。雇用型と自営型とがありますが、ここでは自営型を意味しています。
「クラウドソーシング」は不特定多数の人に業務を委託すること、業務の受託機会が乏しかった人にも「クラウドソーシング」によって仕事を見つけることができるようになってきました。
「雇用によらない働き方」のメリット
「雇用によらない働き方」は以下のメリットがあります。
- 自由な働き方ができる
自分のペースで働く時間を決めることができる
仕事の内容を選べる - 在宅でしごとができる
家事と両立がしやすい - 親の介護ができる
- ストレスが減る
- 地方でも仕事ができる
60代のフリーランスとしては親の介護は重要な問題ではないでしょうか。フリーランスのなかには介護のために前職をやめた人も多いと思います。
また定年を機に地方へUターンした人も居られるでしょう。ネット系のシボとであればパソコンとネット環境があればクラウドソーシングなどの仕事があります。
フリーランスの実態
「フリーランス実態調査(2020年度)」(ランサーズ株式会社)によると日本のフリーランスの人口は1,034万人で全人口の15%です。50歳以上の人口が406万人です。
しかしながら50歳以上の人口は5年前と比べて55万人減少しました。
フリーランスになった理由は「収入の拡大のため」が69%、「自己実現のため」が16%となっています。
仕事に対する満足度では「自由である」と回答した人が70%
フリーランスで障害なることでは「収入がなかなか安定しない」が43%
「社会的信用を得るのがむずかし」が15%
「仕事がなかなか見つからない」14%
「他人とのネットワークを広げる機会が少ない」10%といった結果になっています。
「フリーランス実態調査(2020年度)」の私の感想はフリーランスが本当に1千万人もいるのかな?
50歳以上のフリーランスが減ったのは残念ですし、理由が思いつきません。
仕事は大変ですが自由でやりがいがあり、まだまだ人口は増加していくのではないでしょうか。
フリーランスの種類
分類すると「コンピュータ系」「デザイン系」「執筆系」「画像・動画系」「事務・内職系」になります。
- 「コンピュータ系」
システムエンジニア(SE)
プログラマーなど - 「デザイン系」
Webページ作成
Webバナー作成
イラスト作成など - 「ライティング系」
小説家
Webライター
ブロガー
翻訳者等 - 「画像・動画系」
ユーチューバー
動画編集者
カメラマン - 「事務・内職系」
データ入力
アンケート
内職作業
商品モニター
フリーランス関係サイト
今まで私が使ってきた総合型、ライティング中心型のクラウドソーシングサイトです。
ライティングは一般的に単価が安いです。実力がつけば単価の高い案件を取ることができます。また人気の案件は応募も多く、なかなか案件が決まらないことがあります。
がんばっている著名な高齢者
「柴田トヨ」さんです。
1911年6月26日生、2013年1月20日(101歳)死去
98歳のときに出版した詩集「くじけないで」でが160万部超え、映画化もされたことで有名になりました。
91歳の母親は詩集「くじけないで」の1ページを3回の朗読と書写をしています。
もうひとりは「若宮正子」さんです。
81才でアプリを作ったおばあちゃんで有名です。 1935年4月19日生
2017年にスマホアプリ「hinadan」を開発した世界最高齢のプログラマーです。
人間はいくつになってやる気があればできるものです。
追記
App Storeからの配布は終了したようです。
結論
クラウドソーシングで文書作成等3から5万円/月なら稼げます。
元気なら80才、90才でも働けるものなら働きたいです。
一生涯アウトプットできることは、素晴らしい生き甲斐になるのではないか。
まとめ
定年後は悔いのない人生を送るために「やりたいことをやる。」
働くことを第一に考えよう。
働き方には「雇用による働き方」と「雇用によらない働き方」があります。
「雇用による働き方」には年齢制限があります。やりたい仕事がやれるとは限りません。
「雇用によらない働き方」をしている人を「フリーランス」とも言い、以下のメリットがあります。
- 自由な働き方ができる
- 在宅でしごとができる
- 親の介護ができる
- ストレスが減る
- 地方でも仕事ができる
インターネットの発展により多数のフリーランス関係のサイトがあります。
そのようなサイトを活用して一生涯アウトプットできるようになりました。自分の好きなこと、得意なことを見つけて、素晴らしい生き甲斐のある人生を送りましょう。