マイナンバーカードを取得すると、マイナポイント20,000円がもらえます。
「私はスマホもパソコンも持っていないからもらえないわ。」
「やり方が難しくてできない。」
と思っている高齢者の皆さん!
そんなのとはないですよ。
まずはスマホを持っている家族に協力をお願いしましょう。それが困難であれば市区町村役場に相談しましょう。
行政はマイナンバーカードの普及率を高めたいと考えていますから親身になって相談に乗ってくれます。
では、スマホを持っていなくてもパソコンがなくても、今からやり方を説明しますので20,000円を確実にゲットして下さいね。
以下の説明は下記の条件すべてを満たす方を想定しています。
- 75歳以上の高齢者
- まだマイナンバーカードの申請をしていない。
- 肢体不自由のため車椅子生活をは持っしている。
- 自分の意思を口頭で、家族に伝えることができる。
- 自分のスマホ・パソコンを持っていない。(今後も持つ予定はない。)
- 家族にスマホ・パソコンは持っている人がいる。
- 紙の書類を作成することはできる。
20,000円取得までの手順
マイナポイントを取得するまでの手順別にどのようにすれば、スマホ・パソコンを使うことなく処理できるのかを説明します。
【マイナポイントを取得するまでの手順】
マイナンバーカードの申請
マイナンバーカードの申請には次の方法があります。
- スマホ・パソコンで電子申請
- 街中にある証明写真ボックスで申請
- 郵送による申請
- 市区町村役場で申請
申請が却下されることが多いのは顔写真が基準を満たしていない場合です。
こちらを確認して基準にあった写真で申請して下さい。
代理申請でない限り ❶ ❷ ❸ はマイナンバーカードの受取時に、 ❹ は申請時に市区町村役場に出向かなければいけません。
❹ はマイナンバーカードの受取時に市区町村役場に出向く必要はありません。
家族に協力してもらえば「スマホ・パソコンによる申請」が、一番手早くマイナンバーカードを受取ることができます。
スマホ・パソコンによる申請
家族がスマホ・パソコンを持っていれば、それを借りて申請することができます。
「通知カード」や「個人番号カード交付申請書」にあるQRコードをスキャンして申請すると申請者IDなどが記入済みになり申請が容易になります。
それらの書類がない場合はこちらの「スマートフォンによる申請」「パソコンによる申請」から申請して下さい。
「メール連絡用氏名」を記載する必要があります。スマホ・パソコンを借りての申請のため、申請者名と「メール連絡用氏名」とは異なりますが問題はありません。
マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)に確認したところ、「メール連絡用氏名」はメールの送信連絡用に使うだけの氏名であるため、申請者氏名と異なっていても問題なしとのことでした。
街中にある証明写真ボックスで申請
マイナンバーカードの申請ができる証明写真ボックスで、車いすで使用できることを事前に確認して下さい
QRコードがある「個人番号カード交付申請書」を持っていって下さい。QRコードより申請書IDを読み取ります。
QRコードがある「個人番号カード交付申請書」がないと申請ができません。
写真を撮影すると、そのままそこで申請を完了することができます。
郵送による申請
「個人番号カード交付申請書」を持っていれば、必要事項を記入し郵送して下さい。
なければこちらから「個人番号カード交付申請書」の様式をダウンロードして下さい。
市区町村役場で申請
「通知カード」「個人番号カード交付申請書」「本人確認書類(運転免許証など)その他必要書類(住民基本台帳カードなど)を持参して下さい。
4種類の暗証番号を設定すること求められますので、事前に決めておきましょう。
マイナンバーカードの受取り
申請から概ね1ヶ月後に市区町村役場よりマイナンバーカードの受取りの案内が届きます。
受取りの案内(交付通知書)、本人確認書類(運転免許証など)、住民基本台帳カード(所有者のみ)を持参下さい。
市区町村役場で持参書類が異なる場合がありますので事前確認をしておきましょう。
4種類の暗証番号を設定すること求められますので、事前に決めておきましょう。
次の4つの暗証番号のことです。
- 署名用電子証明書
e-Taxなどインターネットを使用した電子申告に使用 - 利用者証明用電子証明書
マイナポータル等へのログイン、コンビニ交付サービスなどに使用 - 住民基本台帳用
転入や氏名変更のときなどに使用 - 券面事項入力補助用
マイナンバーカードに記載されている基本4情報(氏名・住所・性別・生年月日)を読み取って利用するときに使用
※ ②・③・④の暗証番号は同じ番号の設定が可能です。
代理人交付
成りすましなどを防止するために1度は直に本人を確認することになっています。
原則本人が市区町村役場に出向いてマイナンバーカードを受け取ります。
病気、身体障害、新型コロナウィルス感染拡大防止など、やむをえない事情で市区町村役場に出向家ない場合に限って、例外的に代理人に交付します。
代理人交付をする場合は事前に市区町村役場に相談する方が、二度手間にならないかと思います。
持参書類については地方公共団体情報システム機構のページを参照ください。
マイナポータルへの登録
マイナンバーカードの申請から1ヶ月ぐらいで、マイナンバーカードを取得することができます。
マイナポイント20,000円分を得るには「マイナンバーカードの取得」で5,000円、「健康保険証の利用申込み」「公金受取口座の登録手続」それぞれで7,500円の登録を事前に完了しなければなりません。
「健康保険証の利用申込み」や「公金受取口座の登録手続」は一般的にはスマホのマイナポータルアプリからマイナンバーカードを登録しておこないます。
そのため基本的にはスマホが必要です。高齢者でスマホがない場合はまずは家族のスマホを借りましょう。家族に協力してもらい登録をしましょう。
家族にもスマホを持っている人がいなければ、市区町村役場にマイナポータル用パソコンが設置してある場合がありますので確認して下さい。
健康保険証の利用登録
マイナンバーカードを健康保険証として利用するには最初にマイナポータルに登録する必要があります。
健康保険証の利用登録には次の方法があります。
- スマホ・パソコン
- 市区町村役場のマイナポータル用パソコン
- セブンイレブンのATM
- マイナンバーカードの保険証利用に対応している医療機関
❶ はスマホ(・パソコン)・マイナンバーカード・利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)が必要になります。
❷ ❸ ❹ はマイナンバーカード・利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)が必要になります。
公金受取口座の登録
公金受取口座の登録とは今後、国から給付金・年金・税金の還付金などがある場合のために事前にマイナンバーカードに口座情報を登録しておくものです。
例えば10年後に国民年金の受給を開始するときの手続きが一部省略されるようになります。(手続きをしなくてもよいことにはなりません。)
すでに国に登録している口座情報、例えば年金受給者なら振り込み口座、所得税の確定申告をしているのならその登録口座などを登録しておくのが無難かと思います。
公金受取口座の登録には次の方法があります。
- スマホ・パソコン
- 市区町村役場のマイナポータル用パソコン
- 金融機関(令和5年度下期以降に対応)
❶ はスマホ・マイナンバーカード・利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)が必要になります。
❷ はマイナンバーカード・利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)が必要になります。
❸ は2023年度下期以降に対応の対応ということで、2022年現在は利用できません。
キャッシュレスサービスの決定
対象になるサービスはクレジットカード・電子マネー・QRコード決済・プリペイドカードです。
具体的なサービス一覧は以下より確認下さい。
今後、スマホを持たないことを想定した場合、家族のスマホを借りてマイナポイントを使うというのは、現実的ではありません。
そのためスマホが必須のQRコード決済は対象から外れます。
マイナポイントの申請
マイナポイントの申請方法には次の方法があります。
- スマホ・パソコン
- マイナポイント手続きスポット
「マイナポイント手続きスポット」は次のとおりです。一部対応してないところがありますので利用する場合はこちらから確認して下さい。
- 市区町村役場
- auショップ
- ドコモショップ
- ソフトバンクショップ
- Yモバイルショップ
- イオン
- セブンイレブン
- ローソン
- ビックカメラ
- ヤマダ電機
- 郵便局
❶ はスマホ(・パソコン)・マイナンバーカード・利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)・決済サービスID・セキュリティコードが必要になります。
❷ はマイナンバーカード・利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)・決済サービスID・セキュリティコードが必要になります。
決済サービスID・セキュリティコードについては決済サービスによって表示方法が異なります。
決済サービスのWebページで確認するか、次を参照して下さい。
手続き方法の詳細は次のとおりです。