60代の男性です。高血圧症です。
病院が混み合っていて、コロナウイルスが怖いです。
オンライン診療を受けて薬がもらえれば助かります。かかりつけ医はやっていませんでした。
どこかできる病院を紹介してもらえませんか?
このような悩みにお答えします。
結論から言うと「新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について」で近くの病院がオンライン診療をしている病院を調べて下さい。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って、オンライン診療制度が一段と便利になりました。パソコンかスマートフォンを持っていればすぐにでも診察の予約はできます。受診も迅速にできるようになっています。
オンライン診療を有効に活用してコロナウイルスに感染しないようにしましょう。
先日、オンライン診療を受けてみました。
スマートフォンで手続きをしたのですが、予想以上にスムーズにできました。病院に行かなくてもいい、診察室で待たなくてもいいなど、非常に満足しました。その状況もあわせて説明します。
まずはオンライン診療制度について概要を理解して下さい。
オンライン診療とは
オンライン診療とはパソコンやスマートフォンを使って、映像と音声をとおして診察を受ける方法です。
もともと医療にアクセスにしくい地域の人々を救うために始まったものです。
あくまでも従来からの対面診療の補う制度として、かかりつけ医がいる場合や、初診以外の患者の場合に認められてきました。
オンライン診療のメリット
オンライン診療には下記に掲げるメリットがあります。
- 院内感染・二次感染のリスクがない
- 通院時間や待ち時間が短縮される
- いつでも診察の予約ができる。
- 交通費がかからない
- 病院へ行くことが難しい人の診察ができるようになる
- 自宅で薬を受け取ることができる
- 継続的に治療を続けることが容易になる
- 家族の負担が軽減
オンライン診療のデメリット
- パソコンやスマートホンが必要なため、操作に慣れていない人は利用することが難しい
- 対面診察でないので診察時の情報量が少ない
- 病状の見落としや誤診の可能性が高くなる
- 緊急治療に対応できない
制度の規制緩和
今回(2020.4)コロナウイルス感染の防止のために、「受診歴がない初診患者にもオンライン診療を行える」ことが正式に発表されました。
それまではオンライン診療で初診はできなかったのですが、今回できるようになりました。具体的な改正点は以下のとおりです。
- 初診でもオンライン診療の受診が可能になった
- 電話でもオンライン診療が受けられるようになった
パソコンやスマートホンが苦手な高齢者のために、電話でも受診できるようになりました。
オンライン診療を受診してみた
診療の経緯
私は持病があり2月まで、診療を月1回受けています。3月になるとコロナウイルス感染が広まってきて、病院へは行かなくなってしまいました。
状況は良くなるわけもなく困っていたところ、新聞でオンライン診療の記事を発見。
調べてみると近くの病院がオンライン診療をやっており受診することにしました。
オンライン医療をやっている病院がまったくわからなかったので、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について」で確認しました。
かかりつけ医ではなかったのですが、近くでオンライン診療を実施している病院があり受診することにしなりました。
手続き
病院のホームページから予約して診察日を決め、診察はその病院が導入している「CLINICS(クリニックス)」というアプリを利用。
アプリには「はじめての方へ」ということで「予約ができたあとの流れ」「オンライン診察の事前準備」「オンライン診察当日の流れ」に分けて丁寧な説明がのっています。
具体的には
- 保険証をカメラで撮影して送付
- カード情報を入力
- スマートフォンの通知設定をONにする
- メールアドレスを登録(任意)
をアプリの指示に従い、設定すれば問題なく終了します。
診察の前日・1時間前・5分前にアプリを通じて案内がありました。
診療直前に、スマホで「オンライン診察の着信中」とあり、医師と音声と映像でつながり診察が始まります。
感想
私の予想では初診であったため「一度来院して下さい」という話になるであろうと思っていました。
前に診療を受けていた病院の薬の明細がありましたので、それを見せると、薬を処方することになりました。
薬局へFAXが送付され、行けばすぐに薬がもらえるとのことでした。
以前は通院・診察・薬の受け取りに2時間はかかっていました。オンライン診察では15分くらいで済みます。
非常に便利です。デメリットもありますが自分に合うかどうか経験して下さい。
便利なところは有効に活用して時間の節約をしましょう。
まとめ
オンライン診療とは映像と音声を使って診察を受ける方法です。
2020年にはコロナウイルス防止の観点から
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について」で近くの病院がオンライン診療をしている病院を調べて下さい。
オンライン診療を有効に活用してコロナウイルスに感染しないようにしましょう。
特に時間の節約になります。