マイクロソフトの Surface go2 が2000年5月に販売が開始され、4ヵ月が経過しました。
仕事ではWindows パソコンを使っていましたが、個人的にWindows パソコンPCを購入するのは10年ぶりです。
購入して1か月が経過しましたので、使用感についてレビューします。
少し結論めいたことをいえば、Surface go2 をメインマシンとして購入するのは、ネットサーフィン、ワードやエクセルを主に使っているユーザーなら、特に問題なく使用できると思います。
ただメインマシンで Surface go2 を使用するのは割高です。Surface go2 ほどコンパクトではないが安価で処理スピードのいいマシンがありますのでそちらを検討したほうがいいです。
ではどんな人が使うのがいいのか。
やはり別にメインマシンを持っていて、屋外で PC を使いたいユーザーです。一番人気なのは iPad だとは思いますが、フリーランスが対外的に仕事の打ち合わせをする場合は、どうしてもWindows マシンがあったほうが便利です。そのようなフリーランスのサブマシンとして使用するのがいいです。
後、個人的な意見ですが Microsoft が Surface go2 にSモードを設定したことと学校・教育関係機関などに割引しているのは、児童・生徒に大量に販売したい戦略があるような気がします。
Surface go2 マーケティングの中心は学校・教育関係機関ではないかと勘繰れます。
もしそうだとしても、一般ユーザには高価でも、もう少し処理能力の速いマシンをラインナップしたほうがいいような気がしますが?
読んでいたいただきたい人
- スペックは知っている。
- デザインはいいが、割高感がある。
- 処理能力はいまいち、つまり動作が遅いので購入するか迷っている。
- 欲しいがイマイチ決断できず迷っている。
このような人は参考になります。
ただ、個人的な使用感なので、その点はご承知下さい。
私がWindows PCを購入した理由
- メイン機(Macbook air)のサブ機として保険として
- 妻が使えるパソコンとして
- マイクロソフト Office製品版を使いたい
メイン機は購入して7年ほど経過しています。突然の故障に備えるために導入。
妻の使用しているパソコンは購入して12年経過しています。OS(Windows Vista)でサポートはとっくに終了しており、ローカル環境で使用していました。古いPCから更新するため。
メイン機(Macbook air)ではオンラインの Office を使用していました。個人的な使用ならばなんとかなると思っていましたが、使えない機能が多くあり、製品版Officeを購入することにしました。
検討した代替案
メイン機(Macbook air)でも Windows が利用可能な「Boot Camp」「Parallels」の導入を検討した。
特に「Parallels」はリブートすることなく、Mac で Windows が使用できますからおすすめです。
\ 詳しくはこちらから/
相当迷いましたが、購入理由の「妻が使えるパソコンとして」は満たすことができないので私は諦めました。
購入したもの
- 本体
- CPU:Core m3-8100Y
- メモリ:8GB
- ストレージ:128GB SSD
- 通信:WiFi・LTE対応
- メモリーカード:microSD
- キーボードカバー(タイプカバー)
- サーフェイスペン
- 画面保護シート
使用感
PC が開けにくい
開口一番、開けにくい。キックスタンドが立てにくい。
使わないときはキーボードカバー(タイプカバー)を付けたままで保管しています。
その状態で開くためには
キックスタンドを立てる。
キックスタンドを持って開く。
いろいろやってみましたがこの形が一番開くのにスムーズです。
ですが、キックスタンドを立てるには、両サイドにあるわずかなくぼみに、指の腹を当ててひきあげる必要があります。
くぼみがわずかなので、指の腹を当てにくい。
児童・生徒ならOK?…
くぼみを大きく深くするのは、難しいのだろうとは想像しますが、改良をお願いしたいです。
キーボ一ド
タイプ音
キーをタッチすると物理的なタイプ音が聞こえます。物理音なので調整できないようです。
個人的には列車の中で使用する場合は、隣人が気にするのではないかと思ってしまいます。
音はなんとかしてほしいのですが。
とりあえず列車の中ではタブレットモードにして使います。
(ソフトキーボードを使用する)
キーボードのたわみ
キータッチで少したわむような感じがする。少し気になります 。
キーボードを分離
キーボードは本体と Bluetooth 接続にして、分離して使用できるようにしてほしい。
意見の分かれるところですが、ノートパソコンの場合、どうしても画面が指元近くなので、背中が丸まって猫背ぎみになります。
キーボードが分離していれば、本体を高い位置にセットすることで、背筋が伸びます。
キーの配置
コピーペーストは多用します。[CTR] + C などは右手で [CTR] キーを、左手で C キーを打つのが自然です。右側に [CTR] キーがほしいです。
タッチパッド違和感
タッチパッドをクリックするたびに、パコパコと音がします。
どうにかなりませんかね。
家電量販店で展示用パソコンのタッチパッドを試してみました。
機種によっていろいろですね。
人それぞれかもしれませんが、私としてはパコパコ感がなく、音がしないものがいいのですが。
手書き入力
ソフトキーボード(タッチキーボード)を使うことで手書き入力も可能です。
ひらがなで入力しても漢字変換をします。
ただ、反応が遅いです。日本語変換は誤りが多く、いまいちですがなんとか使えます。
市販の手書き入力ソフトで「mazec」があるのですが、性能は「mazec」の方がいいです。
ただし「mazec」は年額3,000円です。(高か!!)
音声入力
Windows の音声入力は使いものにならないと言う話なので全く試していません。(使えません。)
Appleの音色入力を使って入力しています。
どのように使っているのかと言うと、クラウド対応のメモ帳アプリ、例えば「Evernote」「Appleメモ」「Google keep」「Dropbox paper 」などを使って、iPhoneから音色入力します。Windowsに同じメモ帳アプリを入れておけば、ほぼ同時に自動入力をしてくれます。
出来る条件は使用するメモ帳アプリのアカウントが同一であることです。
それとWindows対応アプリがない場合(Google keep・Dropbox paperなど)はブラウザを使用します。
アップル製品がない場合は、「Googleドキュメント」での音声入力がいいです。
ただし Google のアプリでしか使えません。
LTE(4G)通信
私が購入した機種ではLTE(4G)通信ができます。
「nanoSIM」スロットがあります。またSIMカードがなくてもSIMが内蔵している「eSIM」に対応しています。Wi-Fi環境がないところでは便利です。
自宅ではWiFi環境があり、屋外で長時間、通信はしないのであればスマホのテザリングでもOKです。
まとめ
使用感(個人的な見解です)
PC が開きにくい。
キーボードのタイプ音・たわみが気になる。
キーボードが本体と分離できれば猫背の解消になる。
Windows 純正の音声入力は使えません。
LTE(4G)通信は「nanoSIM」「eSIM」に対応しており WiFi 環境がないところでもネットが使えます。
メインマシンを持っていて、屋外で PC を使いたいユーザー用のマシンです。