「アカウントの整理はめんどくさい」
「いちいちパスワードを覚えられない」
「使わなくなったアカウントが増えた。整理したいとは思っているけど」
部屋が乱雑になっていて片付けないと、家人が怒る。自分も気分が悪い。
アカウントを整理していなくても、家人の目には届かない。気にしなければ自分に不都合がない。
こんなことになっているあなた!
年に一度はアカウントを断捨離しよう。
アカウントの整理と気持ちの整理ができますよ。
アカウントをどのように整理していますか?
「アカウント」とは簡単にいうと、ネットサービスを受けるための会員登録です。
IDとパスワードが必須で、任意で氏名・住所・電話番号・口座番号などが必要になります。
アカウントのパスワードを全部記憶している人はいないでしょう。私の場合ですが
- アカウント数10未満
-
紙にメモ
- アカウント数30未満
-
パソコン・スマホに記入
- アカウント数30以上
-
パスワード管理サービス・アプリ
最初は紙にメモしていましたが、数が増えるにしたがって、煩雑になりエクセルなどで整理するようになりました。
アカウント数30を超えるとエクセルを起ち上げるのが面倒になり、パスワード管理サービスやアプリを使ってIDやパスワードを自動入力しています。
おすすめは以下を参照して下さい。
生体認証だけでは相続できない
最近はパスワードの他に、指紋認証やフェース認証などの「生体認証」が普及してきています。しかし生体認証には重大な欠点があります。生体認証でサービスが使えない場合は、「相続」できません。
相続人には全く打つ手がなく、永久に相続できません。
実際はパスワードと生体認証のどちらかでクリアーできるようになっています。
パスワードは当面必須のセキュリティの1つです。
アカウントを作ることは個人情報をさらすこと
アカウントを安易に作ると、数回使うが興味が失せると、アカウントの存在を忘れてしまいます。
このようにしてアカウントの放置になってきます。
使い回しのパスワードや銀行口座番号など重要な個人情報があるアカウントの存在を忘れることは大きな問題です。
アカウントを放置すると何が起きるのか
アカウントの漏えいや乗っ取りにより、個人情報の流失につながりかねません。
また、パスワードの使い回しをしていると、芋ズル式に乗っ取られ、なりすましによる悪用の可能性もあります。
サービスからの退会とパスワードの変更
アカウントの放置は思いもしない危険性をはらんでいますので、早急にアカウントの削除やサービスの退会をしましょう。
あわせて放置していなくても1年以上使わなくなったサービスの退会を検討しましょう。
さらに残すアカウントについてはパスワードの使い回しをやめるために、パスワードを変更する。
不必要ならば氏名や住所はアカウントから削除する。
金銭の授受がないサービスには口座番号情報を抹消することを検討します。
どのような方法で登録済みのアカウントをみつけるのか?
- メールボックスから
-
「登録」「完了」「アカウント」などで検索してみる。
- スマホのホーム画面から
-
アイコンを見てわからないものが要注意
- ブラウザのホーム画面から
-
アイコンを見てわからないものが要注意
- ブックマークから
-
タイトルを見てわからないものが要注意
- ダウンロードしたアプリの履歴から
-
削除済みのアプリが要注意
- メールボックスから
-
「登録」「完了」「アカウント」などで検索してみる。
- スマホのホーム画面から
-
アイコンを見てわからないものが要注意
- ブラウザのホーム画面から
-
アイコンを見てわからないものが要注意
- ブックマークから
-
タイトルを見てわからないものが要注意
- ダウンロードしたアプリの履歴から
-
削除済みのアプリが要注意
登録アカウントが検索できるアプリがあればいいんですけど。
でも、それはそれで悪用されると怖いですね。
色々なケースがあります
私がアカウントを整理した中で感じたことを書き留めます。
- 退会ページがあり、スムーズに退会できた。
- ホームページのフッダーに、小さく小さく「退会」と表示してあり、分かりにくい。
- Web検索で調べないと、退会ページがわからない。
- 退会申請をした後、承認メールを受信しないと退会できない。
サービスサイドに連絡しないと退会できない。(退会手続きがWeb上ではわからない) - 残すアカウントのパスワードを変更した。
- 残すアカウントで必要以上の情報は削除した。(住所・口座情報など)
一般的に言って、すんなりと退会できません。「退会してほしくない」といった本音が見え隠れします。
残すアカウントの対策
ログイン時にID・パスワードの他に、別のコードを要求される認証システムである「2段階認証」は有効なセキュリティ対策の1つです。
最近は「2段階認証」が増えてきました。任意で対応しているサービスにも積極的に導入しましょう。
氏名・住所・口座情報・クレジットカード情報など必要なければ削除しましょう。
まとめ
- アカウントの整理はパスワード管理サービス・アプリがおすすめです。
- アカウントの設定は「相続」することまで考えましょう。
- アカウントを作ることは個人情報をさらすことであることを強く意識しましょう。
- アカウントを放置すると「漏えい」「乗っ取り」「なりすまし」の危険性があります。
- 不必要なアカウントは退会する。
- メール・スマホ画面・ブラウザ画面・ブックマーク・ダウンロード履歴から登録済みアカウントを発見できます。
- 退会手続きは意外と手間がかかります。年に1回以上はアカウントを整理しましょう。
- 「残すアカウント」はパスワードを変更する。
- 「残すアカウント」で氏名・住所・口座情報・クレジットカード情報などが必要なければ、削除しましょう。
- 「2段階認証」を積極的に活用しよう。