5年ほど前から人の名前が思い出せない、物をどこに置いたか忘れることなど物忘れに関することが増えてきました。
頭が痛くて困るといったものでもないし、物忘れてと認知症は違うという話も聞きますので、さほど気にも止めませんでした。
最近になって物忘れが原因で自動車免許証を落としたり自動車キーを紛失と立て続けにトラブルが発生。
心配になりネットでいろいろググっていたところ、MCIスクリーニング検査なるものがあることを発見し、早々に受診してきました。
MCIとは
MCIとは軽度認知障害 (mild cognitive impairmen) といわれるもので、わかりやすく言えば健常な状態と認知症の中間の状態のことです。
MCIと判定されると認知機能に低下が生じており、そのままにしておくと症状が進行し認知症になることが懸念される状況であるということです。
受診内容
- 「改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)」
- 「MMSE(ミニメンタルステート検査)」
- 血液採取
1番は認知機能障害の状態を調べる簡易なテストです。
物忘れ外来へ行くと、まずこのテストが実施されることが多いようす。
聖マリアンナ医科大学神経精神科教授であった長谷川和夫氏らによって開発されました。
自らも認知症であることを公表されています。
②の「MMSE(ミニメンタルステート検査)」は①の「改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)」より少し細かいテストです。いくつかの設問は①と重複していました。
看護師の方からテストを受けたのですが、①のテストは手慣れた感じでしたが、このテストはあまり自信なさげでした。
参考までに様式をリンクしておきます。
「改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)」
「MMSE(ミニメンタルステート検査)」
採血検査は一般の健康診断でおこなうものと同様です。
もらったパンフレットには「アルツハイマー型認知症の原因物質といわれているアミロイドβペプチドを排除したり、毒性を弱めたりする3つのタンパク質を調べることで、MCIのリスクを判定します。」とありました。
検査結果がわかるまで3週間程度かかるそうです。
結果内容についてはこのブログで報告いたします。
結果報告