デジタル血圧計を長く使い続けるには、アームイン方式を選べ!

先日人間ドックの検査結果で「高血圧気味なので、血圧計で日々の記録を取って下さい。」と指導が入りました。

家に古い血圧計があったのですが、腕帯から出ているチューブが老朽化のために、ひび割れて空気が漏れてしまっていました。結局のところ使い物になりません。

チューブを交換すれば使えるかもしれませんが、購入してから10年近く経っているので、新たに購入することに決定。

ネットで調べると、あるはあるはどれを選べばいいのか全くわかりません。
最終的に機種まで決定しましたので、私の選び方をお話します。
同じような悩みがある方は参考にして下さい。

結論を言ってしまうと、私が選択した機種は上腕アームイン方式のテルモ「P2020ZZ」です。
なぜこの機種を選択したのか?以下で説明します。

目次

血圧計に求める要件

血圧測定は直接健康に影響します。そのため血圧計は慎重に選択したいものです。

私は健康を維持するために、正確な血圧値を日々測定できる血圧計がほしいと思っています。
そのために血圧計に求める要件は次のようなものであると感じました。

  • 測定値が正確であること
  • 継続して使う工夫がされていること
  • 便利な機能があること

上に記載されている事項ほど重要であると考えています。つまり「便利な機能があること」は上2つほど重要ではないということです。

測定値が正確であること

測定値が不正確である製品は問題外です。
製品自体は名のしれたメーカーであればそんなに心配する必要はありませんが、測定される人間は状況によって変わるので、できるだけ日々の計測状態が変わらないように、また変わってもそれをカバーしてくれる製品を選択できればいいと思います。

継続して使う工夫がされていること

血圧計をせっかく購入するのですから、毎日測定してデータを蓄積していくことが重要です。
日常のデータを取り、担当医に分析してもらえば発病の兆候や病気の早期発見につながります。

いかに面倒くさがらずに続けていけるか。日々の地味な継続をアシストしてくれるような機種を選びます。

便利な機能があること

「腕帯が正しくセットされていない。」
「測定中に体が動いてしまった。」
「平均値を表示してくれる。」
「メモリー機能がある。」
「スマホにデータを転送することができる。」
等々

便利な機能はあるといいですが、実際使うかどうかで検討します。
正確な測定や継続的な測定に寄与するような機能に留めておいてよいと思います。
それ以上の機能は結局使わなくなってしまうような気がします。

また高齢の方にとっては機能がたくさんあっても、使い切れず無駄になることがあります。
機能が多いと値段も高くなりますので、機能と値段をどこで折り合いをつけるか検討します。

血圧計のタイプ

家庭用血圧計は次の3つのタイプに分類されます。

  • 上腕カフタイプ
  • 上腕アームインタイプ
  • 手首タイプ

上腕カフタイプ

上腕にカフというバンドを巻くタイプです。概ね心臓の高さと同じにあるので最も正確に測定できると言われています。
スマホ連携機能を搭載した製品では、スマホアプリで測定データを管理することができます。
家庭では1人でカフを着装することが多いので、カフが厚く立体構造のものが適しています。

上腕アームインタイプ

筒状の穴に腕を通すことで容易に測れるため、測定回数が多い人向けです。
カフを巻くのに慣れていない場合には便利です。
製品は他のタイプに比べて大きいので、一定のスペースを必要とします。
価格は他のタイプに比べて高めです。

手首タイプ

小型で軽量のため持ち運びに便利です。旅行などの持っていくには最適です。
測定値にばらつきが出る傾向があります。
測定する手首を心臓に近づけると正しい値で測定できます。
価格は安め、スマホ連携機能を搭載した製品もあります。

タイプ決定のポイント

測定値が一番正確なのは上腕アームインタイプです。性能そのものは3タイプとも大変わりはしないのですが、上腕アームインタイプはある程度大きいので持ち運ぶのには不適切です。そのため固定した机に常時設置されることが多いです。

同じ場所に常時設置されるのが多いのは、いつも同じ条件で測定ができるということでもあります。
椅子の高さ、腕の高さがいつも同じであることは、正確に測定するには有利な要件になります。

継続して使うことが一番いいのも上腕アームインタイプです。腕カフタイプ手首タイプはカフ(腕帯)を腕や手首に巻き付ける必要があります。これが思いの外面倒です。

「巻き付ければいいだけでしょう。」と思われるかもしれませんが、毎日となると億劫になってそのうち使わなくなってしまい、押入れの奥にしまい込まれてしまう恐れがあります。

上腕アームインタイプは筒状の輪っかに腕を突っ込んで、測定スイッチを押すだけで測定できます。
これは非常に簡単なので、継続して使うための重要な要因になると思いませんか?

便利な機能が多いのは一番普及している上腕カフタイプです。
しかし機能が多いのはメリットではありますが、操作が複雑になるというデメリットでもあります。
使用する本人や家族の年齢を考慮する必要があります。

タイプ選びは環境、家族構成、用途、頻度によって、違ってきます。
私見になりますが総合的に見て上腕アームインタイプをおすすめします。

上腕アームインタイプは測定値が一番正確であること、形状から見て継続的に使い続ける可能性が一番大きいタイプであることが理由です。

機種を選定

上腕アームインタイプから機種を選定します。一番種類の多い上腕カフタイプと比べると上腕アームインタイプはメーカーも機種もあまり多くありません。
上腕アームインタイプのメーカーは「オムロン」と「テルモ」の2社です。

「オムロン」の主な上腕アームインタイプ

相対的に「オムロン」の製品の方が「テルモ」の製品よりも多機能です。

「HEM-1011」が3機種の中では一番割安です。「HEM-1021」は「HEM-1011」よりも多機能です。
「HEM-1040」は腕の太い人用の機種になっています。

パソコンやスマホとのデータ連動ができればいいのですが、すべての機種については搭載されていません。

「テルモ」の主な上腕アームインタイプ

テルモには特別な機能は殆どありません。良く言えばシンプルです。

両機種に共通する機能として、測定中に体を動かしてしまっ た場合、再測定を促す体動検知機能があるぐらいです。

「P2020ZZ」と「P2020DZ」の違いは「P2020DZ」にはメモリー搭載機能とパソコンとのデータ連携機能があるところです。

ただ「P2020DZ」でデータ連携をするには別途にカードリーダ/ライターとデータカードが必要です。
カードでデータ転送は一般的ではないので、使わなくなる可能性があることを考慮して下さい。

今どきは無線のBluetooth接続が一般的ではと思うのですが?
ぜひともBluetooth接続の機種の販売を期待します。

機種決定のポイント

まずメーカーは多機能な「オムロン」、シンプルな「テルモ」といったことになります。
常時使い続けていこうと思ったとき、最高血圧と最低血圧が正確に測れる「テルモ」の方が使いやすい印象です。

多様な機能は購入後は珍しくて使うかもしれませんが、そのうち使わなくてもそんなに困らないため、使わなくなる恐れがある。高齢の家族も使うことを考えるとシンプルな「テルモ」がいいです。

「テルモ」の「P2020DZ」のパソコンとのデータ連携は、魅力的だがカードを使うので却下する。

そんな消去法で残ったテルモ「P2020ZZ」が私が選択した機種になります。

最後に気になる点を1つ
継続して使うためには常設することが必須で、専用の机と椅子が必要です。
参考までに「P2020ZZ」の寸法は幅114.0mm × 奥行174.0mm × 高さ70.4mmです。

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