ジョギング中に運転証 を道路に落としまった。
服のポッケットにいれおいたつもりなくなっていた。
年を取ると物忘れが多くなってきて困った。どうしたらいいんでしょうか?
運転免許証の紛失を軽くみないでください。どのように対処すればよいか、わかりやすく説明します。
やることは以下のとおりです。
1、まずは冷静になって探してみる
2、紛失届を警察に提出
3、運転免許証再交付の手続き
4、悪用防止のために、信用情報機関に申請書を提出
5、今後紛失しないための対策を考える
後々一番問題になるのが悪用された場合です。
運転免許証は必要書類等をしっかりとそろえておけば、問題なく再交付されます。
それよりも運転免許証は最も利用されている身分証明書であるということを十分にわかっていて下さい。
運転免許証を失くすと、住所・氏名・生年月日・顔写真等の情報が赤の他人に漏れてしまうのです。拾った運転免許証を利用してキャッシングをしたり、携帯電話の契約をしたりする事件が発生しています。
高齢者の人は特に注意してくださいね。
まずは冷静になって探してみる
紛失したのは心配でしょうが、まずは落ち着いて下さい。
ジョギングをする前・最中・後それぞれどのような行動をしたを思い出して下さい。
クルマのダッシュボードに入れておいたということもありますよ。
車内のすみにあったとか、クルマの脇にあったとかいった事例も聞いていますよ。
できれば他の人と一緒に走ったコースを確認して下さい。途中で休憩したところがあれば十分にチェックしてくださいね。
紛失届を警察に提出
まずは所在地の警察署・交番に電話して、紛失したこととその状況を説明し、紛失の届けをしましょう。
電話で受理してくれることもあります。
必要であれば警察署・交番に出向きましょう。
くれぐれも自分で運転することは控えて下さいね。免許証不携帯になりますよ。
所在地以外で落とした可能性があれば、最寄りの警察署にも連絡しましょう。
住所・氏名・電話番号・紛失した状況等の聞き取りをします。また・再交付手続きの説明もします。
運転免許証再交付の手続き
運転免許証をなくしたまま運転すると免許不携帯で反則金が課せられます。
再交付をするときは公共交通機関を利用するか、どなたかに乗せてもらってください。
再交付は警察署・免許センター・運転免許試験場で行われます。
都道府県によって違いますので事前に警察署で場所・期日などを確認して下さい。
はい、わかりました。
なにか持っていく物はあるりますか?
はい、以下のものを持ってきて下さい。
・身分を証明できるもの
マイナンバーカード・住民基本台帳カード
・パスポート・住民票・保険証・年金手帳等
・申請用写真1枚
3cm×2.4cm 6ヶ月以内に撮影したもの
・暗証番号
・認印
・再交付手数料(証紙購入料)
都道府県によって手続きや再交付手数料が異なることがありますので、事前に警察署やウェブサイトで必要書類の確認をして下さい。
それと窓口で「運転免許証再交付申請書」と「運転免許証紛失顛末書(てん末書)」を記入して提出する必要があります。
記入見本がありますので難しくありませんよ。
また、だれかに代わりに手続きにいってもらうのは認められませんよ。
必ず本人が来て下さいね。
信用情報機関に申請書を提出
大変苦労しましたが紛失届と再交付で免許証も手に入りました。
これでひと安心です。
ちょっと待って下さい。
運転免許証は身分証明証にもなります。金銭の授受に悪用される可能性があります。以下の信用情報機関に申告書を提出しておけば安心です。
・全国銀行個人信用情報センター 銀行系
・株式会社CIC クレジット系
・株式会社日本信用情報機構(JICC) 消費者金融系
申告すれば絶対に悪用されないことを、保証するものではありませんので、念のために申し添えておきます。
また、一緒にキャッシュカード・クレジットカードやスマートホンも紛失した場合は、発行元の会社や携帯電話会社に連絡して下さい。
利用停止の手続きを早急に取られることをおすすめします。
再交付後、紛失した運転運転免許証が見つかることがあります。
再交付した時点で古い免許証は効力がありませんので警察署への返納して下さい。
今後紛失しないための対策を考える
今回のことでホトホトこりました。以下のことを注意します。
考えてみると原因は
・いつもは免許証をウエストバックに入れていたのを、服のポケットに入れたこと
・走るのに夢中になってポケットにあることを忘れたこと
私の場合は若いつもりでいでも、もう年も年なので普段と違うことをしないことや個人情報の取り扱いには十分に気をつけることが、大切であると感じました。
まとめ
- まずは冷静になって探してみる
- 紛失届を警察に提出
- 運転免許証再交付の手続き
- 信用情報機関に申請書を提出
- 今後紛失しないための対策を考える
運転免許証を失くすと、住所・氏名・生年月日・顔写真等の情報が赤の他人に漏れてしまいます。拾った運転免許証を利用してキャッシングをしたり、携帯電話の契約をしたりする事件が発生しています。信用情報機関に申告書を提出して悪用を防止して下さい。
高齢者は普段と違うことをしないことや今まで以上に個人情報の取り扱いには十分に気をつけて下さい。