富山県南砺市に移住された方へ、お手軽なランニングコース３選

(株)宝島社の月刊誌「田舎暮らしの本」で毎年おこなわれてる「住みたい田舎」ベストランキングにおいて、北陸エリアで南砺市が今年まで5年連続で第1位を獲得しました。

そんな南砺市に移住してランニングやジョギングをして手軽に体を動かしたい人、そんな人のためにランニングコースを紹介します。

ランニングを始めて１５年以上経ちました。40代からランニングを始め、50歳前後からマラソン大会に年間3から4回程度出場しています。そんな私の南砺市内でのお気に入りのコースを紹介します。

ランニングコースを選ぶにあたって

長年走っていて経験的に選定しました。自分なりの基準は下記のとおりです。
参考にして下さい。

走りやすいこと

ランニング目的ですからまずはこれです。感覚的ですが、

雰囲気がいいこと

自然に囲まれていて、景観や環境がいいことです。

あぶなくないこと

交通量の多いところとか急にクルマが接近するようなことがないことです。

信号が少ないこと

途中で信号があるとペースが乱れます。

急坂がないこと

急な上り坂はきついです。下り坂はモロにふとももとひざにきます。

桜ヶ池

桜ヶ池は南砺市城端地域で、東海北陸自動車道城端サービスエリアに隣接したところにあります。
国（農林水産省）のため池100選に選定されています。富山県定公園に指定されています。

第一印象は環境がすばらしいです。
地図の赤線が池の外周でランニングコースになります。ランニング専用ではありませんので、時計回り、時計逆回りの決めも特にありません。

１周は４km切るぐらいです。アップダウンはほとんどなく、すべてアスファルト舗装です。
トレールランをやる人にとっては、物足りないかもしれません。初心者には最適なコースです。池の外周なので信号はまったくありません。

春から秋にかけては鳥のさえずりがあちこちで聞こえてきます。
道のまわりには樹木がたくさん茂っていて、日影が多くあります。夏季には涼しく走りやすいです。

ただ１つ気になるのが自動車通行禁止ではありません。道路は周りくねっているので、スピードをだしているクルマはいませんが、前方が見えにくいところがありますので、気をつけて下さい。

庄川小矢部自転車道

正式名称は「県道富山庄川小矢部自転車道線」と言います。県道です。1972年まで小矢部市石動町から現在の砺波市庄川町青島まで私鉄の加越能鉄道(株)の加越線が走っていました。廃線後自転車道として整備されました。

地図では南砺市内分のみ6kmを青線で表示しました。東海北陸自動車道と交差したところから福野駅、旧井波駅を経由して国道156号すこし手前まで。
実際は加越線跡の小矢部市・南砺市・砺波市だけではなく、射水市・富山市まで総延長約59kmの自転車道です。

自動車は通行禁止です。一部県道や市道の歩道と重複しているところがあります。
一般の道路との交差点は何箇所もありますので横断には注意が必要です。道路灯がほとんどないので夜間は走らないほうが無難です。無灯火の自転車と衝突する危険性があります。

のどかな散居村の田園地帯を走りますので爽快です。一度走ってみて下さい。

南砺市福野体育館

体育館のランニング走路です。福野駅から西に歩いて10分程度のところにあります。
南砺市は冬期間は積雪のとため屋外でのランニングは危険が多いです。冬に走りたい場合はどうしても屋内で走れる場所が必要です。

余談ですがトンネル内の歩道を走っている人がいると聞いたことがあります。
ちょっとストイックすぎて私は経験がありません。

１周約200mを切るぐらいです。夕方になると仕事帰りの市民ランナー多数走りにきます。ランニングクラブに入っていないと一人で走ることが多いのですが、ここへくるとランニング仲間に会えて近況報告をしています。
また人の少ないときは、インターバルトレーニングをするのもいいです。

ここの特徴はランニング走路のサーフェースが弾力性のある材質を使用していることです。滑りにくく、かつクッション性があるので、脚にもやさしく走りやすいです。
時計の逆周りで、走りやすいようにコーナーもそれなりにカットしてあります。

１周200mのコースをぐるぐる回ることになるので、飽きてくるの欠点です。
100周したことが何回かありますが、相当気合をいれないと途中でリタイアしたくなります。でも冬期間、雨天時にも走れるのは最高です。

まとめ

南砺市で以下の条件にあう「桜ヶ池」「庄川小矢部自転車道」「南砺市福野体育館」ランニングやジョギングを楽しんで下さい。

• 走りやすいこと
• 雰囲気がいいこと
• あぶなくないこと
• 信号が少ないこと
• 急坂がないこと